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在ホノルル日本国総領事館
Consulate General of Japan
at Honolulu

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平成24年度外務大臣表彰

平成24年7月12日

 

 日本時間の7月12日(木)、外務省は平成24年度外務大臣表彰の受賞者を発表しました。当地からは国際酒会が受賞されました。

  外務大臣表彰は、経済、技術協力等の国際協力の推進、広報、文化事業の振興等の国際活動を通じ、諸外国との相互理解及び友好親善の促進に寄与した個人・団体に対し、その顕著な功績をたたえる目的で、外務大臣により表彰が行われるものです。

  国際酒会は昭和62年にハワイに設立され、同会の創設メンバーとなる当地の日本酒愛好家達は、正しい日本酒の知識の普及と、草の根レベルでの日本酒の紹介・振興のため、大蔵省主税局国税庁醸造試験所(旧名、現在の独立行政法人酒類総合研究所)を退職後にホノルル酒造の副社長まで務めた二瓶孝夫氏の指導を仰ぎました。同氏はその後、創設顧問を務められています。

  同団体の設立後、メンバー達は地道に且つあらゆる機会を通じて、日本酒及びその楽しみ方に関する正しい知識の普及に努めるだけではなく、その背景となる日本の食文化の紹介・振興にも努めてきました。平成13年の春には、酒類総合研究所から審査官を招いて、米国における最初の日本酒歓評会を当地にて開催しました。全米日本酒歓評会には、我が国からも多くの名だたる酒造メーカーが競って参加しており、日本酒の本場である我が国の酒造メーカーにとってもここで受賞することがステータスシンボルとなっている程、大変重要なイベントとなっており、同歓評会を立ち上げ、長年その実施に携わってきた同団体の我が国の日本酒造業への功績は非常に大きいものがあります。

  また、全米日本酒歓評会の開催直後には、一般大衆を広く対象とする試飲会「Joy of Sake」を開催しました。同イベントは単なる日本酒の試飲の機会に留まらず、酒の肴も味わうことができる日本食文化体験イベントとして人気を博し、当地のみならず、平成15年にはサンフランシスコ、平成16年にはニューヨーク、更には平成22年には我が国東京においても開催されるまでに至っています。                                

  彼らがその活動を「for the Sake of Sake」(日本語の“酒”(sake)と英語で目的を意味する“sake”をかけている)と洒落て説明しているように、国際酒会は純粋に日本酒の楽しみ方、及び日本酒にまつわる日本文化を出来るだけ多くの人々に知ってもらうことを通じて、我が国と米国との間の相互理解及び友好親善の促進に大きな貢献を果たしています。

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