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在ホノルル日本国総領事館
Consulate General of Japan in Honolulu

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平成23年秋の叙勲について

 

平成23年11月4日

 

日本時間11月3日(木)、日本政府は平成23年秋の叙勲受賞者を発表しました。 ハワイからは、次の3名の方々に対する叙勲が発表されました。

 

勲章

氏名

主要経歴

功労概要

旭日中綬章

ケネス・フランシス・ブラウン

(92歳)

(ハワイ州ホノルル市在住)

元 東西センター理事長

元 ハワイ州上院議員

現 マウナラニ・リゾート
   取締役会長

 

日系人の地位向上及び日本・アメリカ合衆国間の相互理解の増進に寄与

旭日双光章

アルバート・マサジ・アオキ

(78歳)

(ハワイ州ホノルル市在住)

元 フィフティーズステイト柔道協会理事長

現 全米柔道連盟理事

アメリカ合衆国における柔道の普及・振興及び日本・アメリカ合衆国間の友好親善の増進に寄与

瑞宝中綬章

聖田 京子

(74歳)

(ハワイ州パール・シティ在住)

元 ハワイ大学東アジア言語・文学部教授

元 ハワイ大学沖縄研究センター長

海外における日本語の普及及び学術交流に寄与

 

                                                                                                                       

 ケネス・フランシス・ブラウンKenneth Francis Brown

 

  ブラウン氏は、1966(昭和41)年から1968(昭和43)年にかけてバーンズ知事の特別顧問、1968(昭和43)年から1974(昭和49)年にかけてハワイ州上院議員を務め、政治家としてハワイの民主革命を支え、日系人の地位向上に貢献した。また、1980年代に東急電鉄がハワイ島で行った「マウナラニ・リゾート」開発を成功に導き、日米間の経済関係の深化・発展に寄与した他、1989(平成1)年から1991年(平成3)にかけて東西センターの理事長を務め、様々な活動を通じて、日米間の相互理解、関係強化の促進に尽力した。

 

        アルバート・マサジ・アオキ  (Albert Masaji Aoki)

  アオキ氏は、ハワイ島生まれの日系三世。柔道が未だマイナーなスポーツであった1950年代に道場のインフラ整備を始め、柔道大会のアレンジや講習会の開催を日本の講道館等の団体と協力しながら積極的に実施した。ホノルルに拠点を移してからは、1979(昭和54)年にフィフティーズステイト柔道協会を設立し、2009(平成21)年までその会長を務めた。同協会の門下生は数千人を超え、数多くの日本の大学と提携関係を結び、全米の柔道団体の中でも最大規模を誇るまでに成長した。また、アオキ氏は、1980(昭和50)年から現在に至るまで米国柔道連盟の理事を務めている。このような活動を通じ、アオキ氏はハワイのみならず全米における柔道文化の普及・振興に貢献した。

 

    聖田 京子 (Kyoko Hijirida

  聖田氏は、昭和45年から平成22年までハワイ大学における日本語教師として、一貫して日本語の普及に
自ら努めるとともに、それに携わる日本語教員の養成にも尽力した。氏の同大学における功績には「ビジネス
日本語」の課程作りも挙げられ、学生のみならずビジネス界もその恩恵にあずかった。さらに、同大学にて「沖縄
の言語と文化」に関する講座を立ち上げ、後年には同大学内沖縄研究センターの長も務めた。また、昭和50年
にはハワイ日本語教師会を設立するなど、海外に於ける日本語、ひいては日本文化の普及に大きく貢献してきた。

    

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