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在ホノルル日本国総領事館
Consulate General of Japan in Honolulu

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平成21年秋の叙勲について

   

平成21年11月3日

日本時間11月3日(火)、日本政府は平成21年秋の日本人叙勲授章者を発表しました。その中でハワイ在住の次の2名が受章しました。

 

勲章

氏名

主要経歴

功労概要

旭日中綬章

カロライン・又野・ヤン (又野充子)(73歳)

(ハワイ州出身、本年1月までホノルル在住、現在中国、台北に居住)

元日米教育委員会事務局長

元フルブライト奨学金理事長

 

日米間の教育交流の促進に寄与

旭日双光章

ジーン・マサコ・サキハラ

(崎原 正子)(74歳)

(ハワイ州ホノルル市在住)

ハワイ大学付属校 着物・日本文化講師

海外における着物を中心とする日本文化の普及に寄与

                                                                                                                                            

○ カロライン・又野・ヤン(Caroline Matano Yang:又野充子)

 ヤン氏は、1973年より、フルブライト奨学金プログラムの日本における実施機関である日米教育委員会の事務局長を約20年間に亘って勤め、また、2001年から2003年までフルブライト米対外奨学金の理事長として、同奨学金プログラムの運営と拡充に長年に亘って貢献した。同氏は、日米委員会事務局長在職中の1979年、日米双方の政府が協力して資金を負担する運営形態を企画し、フルブライト奨学金プログラムの存続に貢献したのみならず、フルブライト同窓生で構成する財団の設立等を通じて奨学生への支援活動や募金活動を活性化させた。また、長い歴史を有する同奨学金プログラムの記念事業を通じて、新規の奨学金プログラムを立ち上げるなど、日米の教育交流の促進に大きく貢献した。フルブライト同窓生からは、ノーベル賞受賞者を始めとして、日本の各界で活躍するリーダーが多く輩出されている。

 

○ ジーン・マサコ・サキハラ(Jean Masako Sakihara:崎原正子)

 崎原氏は、1981年からハワイ大学付属校において、着物を中心とする日本の伝統文化を紹介するための講義を開始し、以来、一貫して着物文化の教育に尽力してきた。同氏は、1989年には、ハワイ大学大学院において着物と日本文化と題する単位取得コースを設立した。また、崎原氏は、地域コミュニティにおいて日本の正しい着付の方法を紹介するためのボランティア活動も長年に亘って継続し、ハワイにおける着物文化の普及、定着に貢献した。更に、ハワイ大学付属校と日本の高校との姉妹校関係設立の実現にも尽力するなど、日ハワイ文化交流の促進に大きく寄与した。

 

                  

   
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