ハワイ島プナ地区における溶岩流(Lava Flow)に係る注意喚起
2014年10月8日
在ホノルル日本国総領事館
6月末から活発化しているハワイ島プナ地区の溶岩流は、現在東部のパホアに向けてゆっくり進んでいます。ハワイ郡市民防衛局は、8日(水)午前8時、以下を発表しています。
1 溶岩流は昨7日からの1日間で、約85ヤード(約78メートル)の速度で森林の間を進行した。
2 現在の溶岩流の動きを踏まえれば、近接するコミュニティへの緊急を要する脅威はなく、また、避難の必要もない。今後、付近住民について安全のため避難が必要となる場合には、その旨の通報が適切に行われる。
3 溶岩流を眺めることは出来ず、一般市民が立ち入り可能な地域から見ることが不可能であることを理解する必要がある。一部地域は住民以外の立ち入りが規制されている。
4 溶岩流の動きは予測困難であるため、地域住民やこの地域への来訪者は、ハワイ郡市民防衛局による最新情報や避難勧告等の入手に努めることが望ましい。
また、ハワイ州保健局は,溶岩流により発生する煙について、十分注意するよう呼びかけています。
つきましては、ハワイ島プナ地区にお住まいの方々に対し、ハワイ郡市民防衛局(http://www.scd.hawaii.gov)やテレビ、ラジオ等により最新情報の入手に努められるとともに、避難が必要となる場合に備え、予め避難場所・経路の確認等の準備を行うことをおすすめします。また、観光等で一時的に訪問されている方々を含め、溶岩流には決して近づかないよう十分注意してください。
なお、溶岩流の影響により万一日本人の方が被害に遭ったとの情報がある場合は、当館宛にご一報いただくようお願いいたします。
当館連絡先:電話(808)543-3111,
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