「シュフ・ソサイエティ・オブ・ハワイ」総領事講演
平成25年7月17日
7 月17 日、総領事公邸にて、「主婦の友ハワイ友の会(シュフ・ソサイエティ・オブ・ハワイ)」の会合が開催され、重枝総領事が「国際化の中の女性伝統工芸氏について:日本の伝統文化と価値(匠の技と精神)の担い手」と題した講演を行いました。
重枝総領事は、伝統的工芸品の歴史や定義等を説明した上で、従来、男性中心の世界であった伝統工芸士としての職業に挑戦する二名の女性工芸士の苦労や困難、また、女性だからこそ発揮できる優れた特性について具体的に紹介、今後、彼らのような人材を担い手として、日本の伝統文化や価値、匠の技と精神を海外に発信していくことへの期待を示しました。
今会合では、本講演の他にも、和服等の日本の伝統的な生活用品を現代生活に活用するアイデアの紹介も行われました。参加者からは、伝統工芸士や伝統的工芸品について今まであまりその存在を意識していなかったが、本会合を通じて理解が深まったとの感想が聞かれ、日本の伝統文化を身近に感じていただく良い機会となりました。

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