東日本大震災による洋上漂流物(「しまのこし村営住宅」看板の岩手県田野畑村への返還)
平成26年7月24日
7月24日、ホノルル国際空港内ハワイアン航空(ホノルル発仙台行き)441便乗客待機ロビーにて、「しまのこし村営住宅」看板の岩手県田野畑村への返還に係る記者会見が重枝総領事及びアバクロンビー州知事代理アイラ土地天然資源局長が出席の下、行われました。
同看板は、2011年の東日本大震災の津波で岩手県田野畑村から流れ出、昨年9月にオアフ島のカフクに漂着しました。当地米国家海洋大気庁(NOAA)より本件が津波がれきであるかの調査依頼を受けた当館が外務本省経由で確認んしたところ、本件が津波で流出した岩手県田野畑村の「しまのこし村営住宅」の看板であることが判明し、田野畑村から同看板返還の希望が出されました。これを受け、ハワイ州政府(土地天然資源局)が各方面に協力を求めた結果、ハワイアン航空の厚意で仙台空港まで無償で輸送されることになりました。同看板は、仙台空港で田野畑村関係者により受領され、7月30日に田野畑村に到着しました。
石原弘田野畑村長からは別添のハワイ州知事宛の礼状が送られました。
|