日本文化紹介講演会 「Architectural Behaviorology」の実施
2014年 4月23日
4月21~6月27日、ハワイ大学マノア校HISAギャラリーにおいて、国際交流基金巡回展「3.11 東日本大震災の直後、建築家はどう対応したか」が開催されていることに合わせ、4月23日、当館及びハワイ大学建築学科の共催で、日本文化紹介講演会を実施しました。
講師には、同巡回展にも参画されている塚本由晴・アトリエ・ワン主宰、東京工業大学准教授をお迎えし、「Architectural Behaviorology」をテーマに、建築物とその背景にある自然、風土、社会事情、文化等との関わりについて、建築を学ぶ学生や当地建築界関係者等、約100名を対象に講演を行いました。特に、同氏が手がけた東日本大震災被災者用の仮設住宅についての紹介は、参加者の関心を引きつけました。
アトリエ・ワンは、カカアコ地区に建築予定の公共スペース「カカアコ・アゴラ」のデザインを担当していることもあり、講演後の交流会では、塚本氏に直接質問をするための、学生たちの長い行列ができていました。

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