総領事館活動
令和3年2月9日
えひめ丸 追悼式典
2月9日、えひめ丸の追悼式典が、カカアコ臨海公園えひめ丸慰霊碑前で執り行われました。
2001年2月に、えひめ丸は衝突事故によって、4名の実習生の方々、2名の指導教官の方々、3名の乗組員の方々が犠牲となられました。例年、ハワイ日米協会(JASH)主催のもとで、日本およびハワイから多くの関係者が参列し式典が執り行われていますが、本年は、新型コロナウイルス感染防止のため集会の規制があり、日本から関係者の訪問はなく少人数で実施されました。
式典では、参加者による献花および黙祷が行われ、イゲ ハワイ州知事、中村 愛媛県知事、ブランジアーディ ホノルル市長、そして岡原 宇和島市長からメッセージが寄せられました。当式典の様子は、最終的に動画としてまとめられ、今回参列が叶わなかった日本のご遺族・関係者に送られる予定です。その動画の中で、青木総領事はビデオメッセージを寄せ、犠牲者に対して追悼の意を表すとともに、事故発生の直後から、捜索、引き上げ活動、えひめ丸慰霊碑の建立、そしてハワイ州と愛媛県、ホノルル市と宇和島市の交流活動に至るまで、大変数多くの日本とハワイの関係者に貢献いただいていることに対して、改めて感謝の意を述べました。
また、式典とは別に、青木総領事および総領事館の職員が同慰霊碑を訪れ、犠牲者の方々に対して黙祷と献花を行いました。

