総領事館活動
令和4年8月5日
在ホノルル総・福岡県・ディーンアンドデルーカが 「デコ巻き寿司体験イベント」を実施
8月3日(水)、在ホノルル日本国総領事館は、福岡県とDean and Deluca Hawaiiと共催で、ハワイ在住のみなさんに向けて「デコ巻き寿司体験イベント」を実施しました。このイベントは、和食に対する理解を広げることを目的に実施しました。
福岡県とDean and Deluca Hawaiiは、両者ともに日本とハワイの架け橋として重要な役割を担っています。昨年は福岡県とハワイ州の姉妹州関係40周年にあたり、ハワイに住む日系人には祖先が福岡県出身の人々も多く、福岡県人会も精力的に活動をしており、これらが両地域の関係を強くしています。また、今回巻き寿司で使用した「有明海苔」は福岡県の特産品です。
Dean and Deluca Hawaiiは2016年からハワイに進出し、ハワイ産の商品を店頭で販売するなど、地元経済の活性化に貢献しています。
イベントでは、青木総領事から今回のイベントの趣旨を説明する挨拶があり、そのあと福岡県茶生産組合連合会名誉会長の藏内会長および福岡県議会の秋田前議長から福岡県の紹介や、福岡県の特産品であり今回のイベントで使用した有明海苔と八女茶の紹介が行われました。後半では牧野公邸料理人が日本における巻き寿司の歴史について紹介し、今回考案した「プルメリア巻き寿司」の作り方をデモンストレーションして、その後に参加者も実際に巻き寿司作りを体験しました。プルメリア巻き寿司は、ハワイの花プルメリアの形をイメージした巻き寿司で、寿司のネタにはハワイのローカルフードであるマグロのポケを使いました。日本とハワイの郷土料理を、福岡県の有明海苔で一つにするというのが今回のテーマです。
質疑応答では、牧野公邸料理人に対してたくさんの質問が上がり、イベントの参加者からは、「子供の頃から親しんでいた巻き寿司の歴史を初めて知ることができた」、「今回巻き寿司を初めて作ったが、とても楽しかった」、「巻き寿司に使用した有明海苔の背景を知り、より一層楽しめた」などの声が寄せられました。
<イベントの実施概要>
- 日時:8月3日(水)17:30~19:30
- 会場:Dean and Deluca Waikiki
- タイトル:「Deco Sushi Rolls Experience Event」
- 講師:牧野雄太 在ホノルル日本国総領事館 公邸料理人
- 講師助手:岡崎有里子さん(カピオラニ・コミュニティ・カレッジ調理学部の学生)
- 司会: Nishijima Shariさん(第70回桜の女王コンテスト優勝者)
- 参加者:ハワイ在住のみなさん






