総領事館活動
日本ハワイ姉妹サミット・レセプションの開催
令和5年7月27日(木)、在ホノルル日本国総領事公邸において、ハワイ日米協会(JASH)との共催により、日本ハワイ姉妹サミットのレセプションが開催されました。
日本ハワイ姉妹サミットは、JASHが、ハワイ州産業経済開発観光局(DBEDT)と協力し、ハワイと姉妹・友好関係にある日本の地方自治体の首長等をホノルルに招致し、ハワイの地方首長、ビジネス関係者や有識者等と対面での交流の機会を設け、持続可能なエネルギー、教育、持続可能な観光、ビジネス・経済といった共通の課題に向けた議論を通じて日ハワイ間の連携を強化することを目的として、7月27日及び28日にヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ワイキキで開催されました。
在ホノルル日本国総領事館は、JASHと協力し、日本ハワイ姉妹サミット開催の機会を捉え、日本から参加した地方自治体の代表、ハワイ州知事、ホノルル市・郡長、カウアイ郡長、マウイ郡長及びハワイ郡長のほか、日ハワイ関係に貢献されている方々をお招きし、レセプションを開催しました。
冒頭、青木豊総領事から、日本とハワイの関係は、日本からの移民の歴史に始まり、現在では文化、スポーツ、教育と多岐に亘る活発な交流が行われるようになった、4年間の準備の後に、日本からハワイと姉妹・友好関係にある地方自治体の首長等の参加を得て、日本ハワイ姉妹サミットを開催でき喜ばしい旨述べました。
続いて、アレックス・ジャンペールJASH理事長は、日本ハワイ姉妹サミットは「The Ties That Bind (私たちをつなぐ絆)」をテーマとし、姉妹・友好都市関係を通じて日ハワイ関係を強化させたい、姉妹交流を通じ、イノベーションを活用してエネルギーといった諸課題にも取り組んでいきたいと述べました。
ジョッシュ・グリーン・ハワイ州知事は、姉妹関係は文化外交であり、これを、投資、観光、経済開発、教育へと拡大させたいと述べました。
日本の地方自治体を代表し、村岡嗣政山口県知事は、2022年に山口県がハワイ州と姉妹提携したこと、山口県周防大島町とハワイ州カウアイ郡との60年に亘る友好関係について触れ、日本ハワイ姉妹サミットを通じ、未来志向の日ハワイ関係を強化していきたいと述べました。
この機会に、ジョージ・アリヨシ元ハワイ州知事に対し、ハワイ日米協会から、生涯功労賞が授与され、ジーン・アリヨシ同夫人が代理で表彰状を受け取りました。
デービッド・イゲ前ハワイ州知事は、日ハワイ間の強固な姉妹関係は日米間のリーダーシップや世界平和の礎であると述べ、乾杯の発声を行いました。
レセプション会場では、福岡県、沖縄県、広島県、愛媛県、北海道、山口県の各県人会がブースを設け、各地の魅力を紹介したほか、北海道のアイヌ舞踊と沖縄県の獅子舞が披露され、日本の地方の伝統文化の魅力を発信しました。








- All photos by Tony Grillo