総領事館活動

令和6年6月7日

食の分野における福岡県とハワイ州の青少年交流  学生シェフによる料理コンテスト

審査をする伊藤公邸料理人
 6月7日(金)、福岡県とハワイ州の青少年交流事業として、カピオラニ・コミュニティ・カレッジ(以下、KCC)にて、福岡県とハワイ州の学生による料理コンテストが開催され、当館から伊藤匠太郎公邸料理人が審査員として参加しました。
チーム1 メカジキの煮つけ定食
チーム2 メカジキのぶぶあられ・バラ干しのり焼き 抹茶バターソース
 福岡県とハワイ州は、姉妹提携に基づく交流事業の一環として、食の分野での交流プログラムを実施しています。6月3日から6日間にわたり、福岡県から食に関する分野を専攻する学生がハワイ州に派遣され、KCCでの講義・調理実習や農園訪問等を通してハワイの食文化を学びました。
  
  
 
料理コンテストは今回のプログラムの成果として開催され、福岡県とKCC調理学科の学生が、日・ハワイ混合3グループに分かれ、ハワイと福岡の食材を活用して考案したメニューを調理するというもので、各チームは、素晴らしい創造性と技術を示し、斬新な料理が披露されました。
チーム3 ハワイ×日本 ~カラフルシーフードプレート~

 今回1位を獲得したのは、 ハワイ×日本 ~カラフルシーフードプレート~を調理したチーム3でした。ハワイのメカジキ、シーアスパラガスとカロ(タロイモ)、福岡の八女抹茶、有明のり、醤油を使用し、見た目にも楽しいひと皿に仕上げました。審査員を務めた伊藤公邸料理人は、「皆さんが言語の壁を乗り越え、短い時間でクオリティの高い料理を作り上げたことは、素晴らしいことです。料理を楽しむゲストの反応や調理を楽しむということ、また次により良い物を作りたいという向上心を持ち続けることがとても大切です。皆さんが持っている一歩踏み出す行動力を保ち、新しいことや困難に挑戦し続け、このような国際交流の場も多いに活用して下さい。」と感想と激励の言葉を伝えました。
シェフ伊藤とプログラム参加者