総領事館活動

5月13日、 総領事公邸において、6年ぶりに皇太子明仁親王奨学金の授与式が行われました。 同奨学金は、 皇太子明仁親王殿下（現在の上皇陛下）のご成婚とハワイご訪問を記念して、1959年にハワイ在住の日系人やホノルル日本人商工会議所および日本の経済界の協力によって創設されました。1992年からはハワイ日米協会が事務局を担っており、日本とハワイの大学院生を互いに派遣する事業を通じて、 日本と米国との相互理解、 友好親善関係を推進することを目的とされています。今回奨学生として選ばれたのは、ハワイ大学マノア校博士課程に在籍し、大阪大学での研究を予定しているジョセフ・イセリ氏と、慶應義塾大学を卒業予定で、ハワイ大学歴史学部修士課程に進学する佐々木詩音氏の2名です。また、式には、コロナ禍で授与式が開催されなかった期間の奨学生のうち、齋藤寛子氏、土橋稜氏（いずれもハワイ大学マノア校博士課程在籍）も参加しました。