総領事館活動

令和7年7月8日

JUMPレセプションの開催

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JUMP 2
令和7年6月27日(金曜日)、在ホノルル日本国総領事公邸において、ハワイ日米協会(JASH)及び米国笹川平和財団との共催により、在日米軍勤務経験者等とのネットワーク構築・強化を目的としたJUMP(Japan US Military Program)レセプションが開催されました。

 冒頭、兒玉総領事から、このような機会を通じた両国間の人的交流実施の意義とともに、戦後80周年を迎える今日、日米の協力関係をさらに深化させ、日米同盟の抑止力・対処力を強化していくことがインド太平洋地域の平和と安定にとって不可欠である旨述べました。

 続いて、グリーン・ハワイ州知事から、日米同盟は信頼と絆に基づく人道的に価値のある関係であり、ハワイと日本の交流は「オハナ(家族)」のような深い結びつきである旨強調すると共に、経済・持続可能性・災害対応など様々な分野での連携強化に引き続き取り組んでいきたい旨述べました。
 
シュナイダー米太平洋空軍司令官は、スピーチの中で、自身の在日米軍司令官としての経験に触れつつ、日米同盟は地球規模で影響力を持つ最も重要な同盟関係であり、信頼と友情に基づいたこの関係は、軍事のみならず経済・文化など幅広い分野に及んでいる旨述べました。
 
渡邉浩海上自衛隊練習艦隊司令官から、実習幹部にとって初の寄港地となるホノルルにおいて、米軍関係者との交流の機会が持てることは非常に有意義であり、関係者に感謝の意を表するとともに、共通の価値観のもと地域の安全保障の礎となる日米同盟をさらに強固にしていく必要がある旨述べました。

 レセプションには、在日米軍での勤務経験者をはじめ、米インド太平洋軍司令部で日本関連業務を担当する職員、現地政府関係者、そしてホノルルに寄港中の海上自衛隊練習艦隊の乗組員などが参加し、日米同盟の強固な結びつきを改めて確認する機会となりました。また、練習艦隊による音楽演奏や和太鼓のパフォーマンスを通じて、日米同盟を支える人と人とのつながりが一層深まりました。更には、造船・海運関連日本企業による展示を実施し、多くの参加者の関心を集めました。
JUMP 3
JUMP 4