総領事館活動

令和7年12月11日

日米共催真珠湾攻撃戦没者追悼式典の開催について

長徳総領事によるスピーチ
コリンズ司令官によるスピーチ
 12月8日、真珠湾ヒッカム統合基地内フォード島において、在ホノルル日本国総領事館と米ハワイ方面海軍との共催により、真珠湾攻撃戦没者追悼式典が行われました。当式典は、2016年から毎年12月に、真珠湾攻撃で亡くなられた米国の軍人と市民約2,400名、日本軍人65名を追悼するために実施されています。真珠湾攻撃から84周年を迎える本年の式典には、イゲ前ハワイ州知事、ブランジアーディ・ホノルル市長、レザーマン真珠湾国立メモリアル館長をはじめ、米軍関係者、退役軍人団体、日系人団体、宗教関係者、博物館関係者等に加え、新潟県長岡市の磯田市長をはじめとする日本からの参列者もあり、全体でおよそ90名が参列しました。
 
 式典では、冒頭、真珠湾攻撃で亡くなった方々の御冥福をお祈りし、参列者が黙祷を捧げました。続いて、米太平洋艦隊音楽隊による日米両国国歌が演奏されました。
 
 続いて、長徳総領事、コリンズ米ハワイ方面海軍司令官のスピーチ、谷本世界連邦日本国会委員会事務局次長による額賀福志郎第18代世界連邦日本国会委員会会長からのメッセージの代読、及びレザーマン館長による基調講演がありました。
 
 長徳総領事から、真珠湾攻撃での犠牲者に対し心から哀悼の意を表するとともに、本年が戦後80周年という重要な節目にあたることにも言及し、和解の力と相互の敬意を礎として、84年を経た今日、日米両国が自由で開かれたインド太平洋地域の中核をなすグローバル・パートナーとして、本地域の平和、安定及び繁栄に寄与している旨を述べました。さらに、本式典が継続されることによって、真珠湾が和解と友情の象徴として将来世代に語り継がれることを願う旨を述べました。
 
 最後に、長徳総領事及びコリンズ司令官が献花を行い、式典は終了しました。
 
献花
レザーマン館長による基調講演