総領事館からのお知らせ

平成27年12月1日

ハワイ島におけるデング熱の流行について

 
                 2015年11月27日
                     在ホノルル日本国総領事館
 

 今年の9月以降、ハワイ島において、デング熱の患者が複数報告されています。患者数は、11月26日現在で107人、そのうち93人がハワイ島居住者、14人が旅行者です。
 デング熱は、蚊が媒介するウイルス性の感染症です。発熱や関節痛、眼窩痛などの症状が一般的で、重篤化することはまれですが、症状に応じて適切な治療をすることが必要です。
 予防策としては、ワクチンやウイルスを標的とした治療法がないので、蚊に刺されないようにすることが非常に重要です。具体的には、長袖、長ズボンを着用したり、蚊の忌避剤を使用する、蚊の活動が活発になる早朝や夕方の外出を控える等です。
 症状が現れた場合には、速やかに医師の診察を受けるようにしてください。なお、解熱・鎮痛剤は、種類によっては症状を悪化させる場合がありますので、注意してください。
 
○デング熱に関するパンフレット(ハワイ州衛生局)
http://health.hawaii.gov/docd/files/2015/11/Dengue-Japanese-2015.11.19.pdf
 
○感染リスクの高い地域(ハワイ州衛生局)
http://health.hawaii.gov/docd/files/2015/11/dengue-info-map-fin-20151125.jpg