「濱口梧陵国際賞」の公募

令和3年4月27日
「濱口梧陵国際賞」の公募
 
 
 津波・高潮等に対する防災・減災に関して顕著な功績を挙げた国内外の個人又は団体を表彰する「濱口梧陵国際賞」について、対象となる個人又は団体を、本日から5月31日(必着)まで募集します。

1.濱口梧陵国際賞とは
濱口梧陵国際賞は、我が国の津波防災の日である11月5日が、2015年の国連総会において「世界津波の日」として制定されたことを受け、国内外で沿岸防災技術に係る啓発及び普及促進を図るべく、国際津波・沿岸防災技術啓発事業組織委員会によって2016年に創設された国際的な賞です

2.募集対象

津波・高潮等に対する防災・減災に関する調査・研究、技術開発、地域における取組みに顕著な功績があった国内外の個人又は団体。2020年末までの業績が募集対象とされます。

応募にあたっては、推薦者による推薦書の提出が必要です。

募集の詳細は、以下のWebをご確認下さい。
(日本語:https://www.pari.go.jp/event/seminar/hamaguchi_award/
(英語:http://www.pari.go.jp/en/public_relations/hamaguchi_award/

※濱口梧陵について
現在の和歌山県広川町で生誕。安政元年(1854年)突如大地震が発生、大津波が一帯を襲いました。このとき、梧陵は稲むら(稲束を積み重ねたもの)に火を放ち、この火を目印に村人を誘導、安全な場所に避難させました。その後も、被災者用の小屋の建設、防波堤の築造等の復興にも取り組み、後の津波による被害を最小限に抑えたと言われています。