総領事館活動

平成28年2月20日

日米戦後70年に際する外務大臣表彰状授与式の実施

2月11日,総領事公邸において,日米戦後70年に際する外務大臣表彰状の授与式を実施しました。本日の授与式では,当地受賞者2名の内,日・ハワイ間の友好促進に貢献したユウコ・オライリー女史に対して,三澤康総領事から表彰状が手渡されました。

日米戦後70年に際する外務大臣表彰は,日米間の友好交流の増進に顕著な功績のあった関係者に対し,その活動に対する一層の理解と支持を国民各層にお願いすることを目的として,両国併せて42の個人及び団体に表彰を行いました。

なお,当地のもう1名の受賞者で,外国出身力士の先駆者として,日・ハワイ間の友好促進に貢献した渡辺大五郎氏(元高見山)に対しては,昨年12月24日,外務省において,武藤容治外務副大臣から表彰状が手渡されました。 (関連HPはこちらを御覧ください。)


○ユウコ・オライリー女史について 
1 ユーコ・オライリー女史は,夫であるヒュー・オライリー氏(故人)により1949年に開始された,米陸軍第27歩兵連隊有志による大阪市の児童養護施設(孤児院)の児童たちへの善意による活動(通称「ウルフハウンズ」)を一貫して支援して来られています。

2 特に,2006年にヒュー・オライリーが死去された後は,子息のヒュー・オライリー・ジュニア氏とともに,「ウルフハウンズ」を主体的に支援し,「ウルフハウンズの母」として,同活動のシンボル的存在となっています。