総領事館活動

平成29年2月9日

えひめ丸17回忌追悼式典及びレセプションの開催

1.えひめ丸17回忌追悼式典(13:00 ~14:30、於:カカアコ臨海公園えひめ丸慰霊碑前)
 
     日本側から望月衆議院議員(事件当時、元外務大臣政務官)、足立参議院議員、三澤総領事、中村愛媛県知事、加戸元愛媛県知事、石橋宇和島市長、ご遺族、宇和島水産高校生徒、愛媛県議会議員などの関係者、ハワイ側からはイゲ・ハワイ州知事、慰霊碑管理協会やボランティアの方々など、総計約200名以上の出席を得て,式典が厳かに開催されました。
    中村知事、イゲ知事及び石橋市長からの挨拶に続き、9名の犠牲者に対して生徒達の手による千羽鶴の献納がされ,事件発生と同時刻の13:43には、全員で黙祷を行いました。
    その後、代表者による献花、遺族代表の水口氏による挨拶、更に、事件当時から支援を行っているジェイク・シマブクロ氏によるウクレレ演奏も合わせ行われました。
 
2.17回忌レセプション(17:30~20:00、於:総領事公邸)
 
    加戸元愛媛県知事、石橋宇和島市長、ご遺族、宇和島水産高校生徒、愛媛県県会議員などをはじめとする関係者、ハワイからは愛媛県との交流に関わってきた州議会議員、地元ボランテイア等、約250名が出席し,総領事公邸で追悼・謝恩レセプションが開催されました。
    三澤総領事、望月議員、加戸元知事によるスピーチに続き、現役の宇和島水産高校生徒達から、現在の「えひめ丸」及び生徒達の活動振りについてプレゼンテーションが行われました。望月議員からは、当時,陣頭指揮の過程で,様々な困難に直面したが、地元の方の献身的な支援を頂いたことを感謝しつつ未来志向の相互交流推進への期待を述べました。
最後にジェイク・シマブクロ氏によるこれからの日ハワイ交流に向けたウクレレ演奏が行われ、多くの喝采を浴びました。
    事故から16年が経った今、当時の記憶の風化を防ぎ、特に慰霊碑維持に欠かせないボランティアの方々に「えひめ丸」で現在活動する高校生の生活を身近に感じさせることで、活動継続に向けたモチベーションの再活性化に貢献することができました。